まず≪一般の看板≫は、「大きな看板でデカデカと店の宣伝を書いておけばお客さまに通じる」といった解釈が一般的となります。
目立つことや、大きいほど有利といった考え方なのですが、郊外のお店などの場合、滅茶苦茶デカイ看板を設置していても、「初めてその前を車で通行する人などは、宣伝文が多すぎて読みきれないもの」なのです。
ラーメン屋さんなどの場合、「看板にラーメン屋さん」と書いてあれば、「あそこはラーメン屋さんなんだ」ということくらいは伝わります。
電光表示器の看板などの場合には、「宣伝文が歯切れ良く流れる」という”呼び込み”方式ですね。
例えば車でドライブをしている”カップル”などが「おなかすいたね。どこかでご飯食べようよ~でもせっかくならなにか地元ならではのおいしいお店がいいよね~」なんて感じでお店を”物色”しているような状態だとします。
そんな時に目の前に、「行列のできるお店」・「テレビで有名な」・「ラーメン500円」などの具体的な誘う言葉でお店をアピールしていると、「あそこにしょうか」とお客さまが入ってくれたりします。
〝お店の経営者〟は自分のお店の事ですからね、
「値段でも味でも知っているし、お店の雰囲気なども知っている」ので、「味がよければお客が自然に来る筈」なんて考えていたりして、集客をやった経験のない人は少なくないようです。
でも、お店の前を通行する人は、「あそこにラーメン屋さんがあるみたいだよね」「いくらくらいするんだろうか」とそのお店のサービスや値段を知らないままのケースが少なくないものです。
〝新規でお客さまを上手く掴まえることができない〟と既存のお客さまが減る都度、どんどんお客さまが減っていきます。
集客はされたことがある人にしかわからないことがあるのですが、
「お店などは1度勢いを失ってしまうと、”元に戻す”という作業に数段の努力が必要になってきます」
イオンなどの〝テナント〟に入った人はご存知だと思うのですが、
「2009年になってからは特に毎月いろいろなキャンペーンを要求されています」が、これが現実なのです。
大きな全国的なスーパーなどの量販店チェーンが”お弁当”などを290円などの激安で販売する背景を見ると、個人自業主の人などが、「うちもなにか集客を工夫しないとね」と感じるようです。
一般の人は「大きな看板」などを見ると、「古い情報」と認識し、「流れる宣伝文字」などを見ると、「最新情報」と認識される傾向にあるようです。
近年の電光表示器の看板には、〝スケジュール機能内蔵〟されていたりします。
クリーニング屋さんが、「今日の木曜日はカッターシャツが100円デー」などのように、誘導したりするのに成功したりしておりますし、お弁当屋さんが、「今からは売り切りしますので、タイムセール開始」みたいに集客に成功されたりするようです。
アクティブに「自分からキャンペーン打っていく」ようなスタンスが〝より重要〟になってきているようです。
「ビジネスが自己PRの連続で、それを制した者が勝ち残る」といわれておりますが、このツールとして、≪費用対効果に優れる≫電光表示器看板が見直されてきております。
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